2023年7月11日火曜日

話題の生成AIで挿絵付き小説を作ってみよう

昨年から画像生成AI、Stable Diffusionや対話型大規模言語モデル(LLM)ChatGPTと生成AIが一般公開され、大いに話題になっている。

岸田首相やら東大の松尾豊教授(日本のAI界の第一人者)更に欧米のAI企業OPENAIのCEOサム・アルトマンが来日してAIは連日ニュースになっている。

国内企業のサイバーエージェントやNECも日本語の大規模言語モデルを発表したりしている。

将棋AIとか車の自動運転の報道なんかも多いよね。

俺は何年も前から配信やらTwitterで「AIが近い将来どうたらこうたら」と延々としつこく話してきたので、覚えている人も多いだろう。

流石に今はもう開口一番「ドラえもん」だの「ターミネーター」だの言う人は減っただろう。

「今のAIはドラえもんとかターミネーターじゃねえよ」って話を散々してきたけど、現に一般人でも身近なAIは画像生成とかチャットとか翻訳とか、AIとはデータ化されたものを自動的に適切な処理を行う仕組みだ。

人型ロボット(アンドロイド)や猫型ロボットのことじゃない。

さて俺も試しに画像生成やChatGPTを使ってみたが、それで何かクリエイティブな事ができないかな?と考えてみた。

しょっちゅう議論されてるのはChatGPTを仕事や教育にどう取り入れていくかとか硬い話題だし、
画像生成は水着の美女の画像とか作ってAmazon Kindleで売ったりして稼いでる人が居るとか、そういう話題ばっかりだ、何か違うことがしたい。

・AIに画像を作らせてコマ割りして漫画を書く→コマ割りとか編集とか大変だから嫌
・AI画像を動画編集してショートムービーを作る→これも作業が大変だから嫌

つーか素材がAI製なだけで、やってることは人力じゃん。手作業じゃん。
イラスト屋とかフリー素材で動画や漫画を作るのと大差ない。

余談だけど仕事にAIを活用するとかDX化とかが進まないのもコレなんだよね。
たいていの人のイメージは「今の仕事をAIだのデジタルが勝手に便利にしてくれる」

しかし実際のDXはデジタルとかAIベースの新しいワークフローを組んで
「明日からこのやり方で仕事してください」と人間が新しい仕事のやり方を覚えて対応する必要が生まれる。
当然「だったら今のままでええわ」となるので、なかなか広まらない。
今の仕事をDX化するんじゃなくて最初からDXで組んだ仕事、新事業とかじゃないと活用が難しい。
AIも同じで今の仕事にAIを活用しようとすると、そのAIのポテンシャルを15%も引き出せなかったりするだろう。
だから最初からAIに出来ることをAIにやらせて、その指示とか、まとめるのを人間がやる。

そこで思いついたのがAIに小説を書かせて、画像生成AIに小説の文章の一部を伝えて挿絵を描かせればAIを活用してる感が強い。
俺は指示を与えて出来たものを並べる。AIが画像生成するから挿絵がたくさんある小説が作れる。児童小説とかに良いかもね。絵本も行けるかも。

バッチ処理も活用して良い感じの画像をチョイス。
大事なのは使うAIが商用利用が可能でライセンス違反やコピーライトの表示義務、著作権の問題だ。オープンソースでも色々なライセンスが有るから要注意だ。特にライセンスや利用規約は改定されることが有るから制作時や公開時に確認する必要がある。

まず、それらを良く調べ問題ないことを確認した。
更に生成物に著作権が認められるかどうかだけど現行法だと、俺が選んだり編集したり加工や加筆修正すれば著作者になると思われる。※AI画像集が認められてるくらいだから当然だが

あと人様の描いた絵や人が撮った写真は使わない、あの時々炎上するやつね。
俺が打ち込んだ文章からAIが生成した文章を元にして画像生成する方法だけで行く。

例えるならドラゴンボールの人造人間16号みたいなもんだ。
16号は無から作られた機械だしAIだが、17号と18号は元々人間で勝手に人造人間にされたことを恨んで居た。

もし裁判沙汰にでもなったらプロンプトやデータセットやパラメータを全部開示出来るようにして置く。※単にイチャモンつけてくる奴は無視

あと今回は全部無料のサービスやデータを使うことにした。
このブログを見て同じことやってみたい人が居たら無料で試せるように、そしてオープンソースコミュニティに敬意を払って。

さて早速だが、小説のタイトルとジャンルをAIに考えてもらおう!

俺「一緒に小説を書きましょう まずは面白そうなタイトルやジャンルをあげてください」

AI「もちろんです!一緒に小説を書きましょう。面白そうなタイトルやジャンルを考えてみますね。

1. タイトル: "運命の交差点" / ジャンル: ロマンス、サスペンス
2. タイトル: "幻の楽園" / ジャンル: ファンタジー、冒険
3. タイトル: "影の探求者" / ジャンル: ミステリー、スリラー
4. タイトル: "夜明けの詩" / ジャンル: ドラマ、人間ドラマ
5. タイトル: "魔術師の遺産" / ジャンル: ファンタジー、アクション
6. タイトル: "時空の迷宮" / ジャンル: サイエンスフィクション、ミステリー
7. タイトル: "秘密の花園" / ジャンル: 冒険、ファミリー
8. タイトル: "光と闇の対立" / ジャンル: ファンタジー、ドラマ
9. タイトル: "失われた記憶" / ジャンル: サスペンス、心理
10. タイトル: "未来都市の謎" / ジャンル: サイバーパンク、ミステリー

どのタイトルやジャンルが気に入りましたか?あるいは、それらを組み合わせるなどのアイデアも大歓迎です。」

うーん、どれも微妙だ。出だしは好調とは言い難い。
しかしリテイクを出せばよりAIと協力して作った感が生まれる。
めげずに続けよう。

俺「タイトル: "影の探求者" / ジャンル: ミステリー、スリラーが気に入ったけどタイトルだけ変えてもらえる?」

AI「もちろんです!タイトルを変更してみましょう。以下の新しいタイトル候補をご提案します。

1. タイトル: "闇の探索者" / ジャンル: ミステリー、スリラー
2. タイトル: "影を追え" / ジャンル: ミステリー、スリラー
3. タイトル: "暗黒の探求" / ジャンル: ミステリー、スリラー
4. タイトル: "闇の謎を解け" / ジャンル: ミステリー、スリラー
5. タイトル: "影に潜む秘密" / ジャンル: ミステリー、スリラー

どのタイトルが気に入りましたか?また、他のアイデアや修正があればお知らせください。」

消去法で、無難なジャンル。ミステリー、スリラーにしたが、タイトルが、まだ微妙だ。

俺「もう少し長めのタイトルにしてもらえるかな?サブタイトルもつけて欲しい」

AI「もちろんです!長めのタイトルとサブタイトルを組み合わせて提案します。以下のようなタイトルとサブタイトルの組み合わせを考えてみました。

タイトル: "影を追いかける者たち"
サブタイトル: "闇の中に潜む謎を解き明かせ"

タイトル: "闇の謎を追う探求者"
サブタイトル: "影が映し出す真実への旅"

タイトル: "暗黒の追跡者"
サブタイトル: "影の探求に翻弄されて"

タイトル: "闇に舞う影の探求"
サブタイトル: "秘密が織りなすスリリングなミステリー"

タイトル: "闇の追跡網"
サブタイトル: "影が紡ぐ連鎖するサスペンス"

どのタイトルとサブタイトルの組み合わせが気に入りましたか?それともさらに修正やアレンジが必要でしょうか?お気軽にお知らせください。」

うーん中二病かな?流石に、そろそろ決めないと前に進まないし、ダサい語尾とか付いて無い「タイトル: "闇の謎を追う探求者"サブタイトル: "影が映し出す真実への旅"」に決めよう

俺「タイトル: "闇の謎を追う探求者"
サブタイトル: "影が映し出す真実への旅"
に決めよう。まずは、このストーリーに、ふさわしい表紙のイメージを200文字くらいで表現してもらえる?」

AI「「闇の謎を追う探求者」の表紙イメージを以下に示します:

暗闇に包まれた都市の風景が広がる表紙。高層ビルの間に煌めく光の痕跡があり、その中央には一人の探求者が立っています。彼は謎めいたマントに身を包み、闇に向かって手を伸ばしています。彼の後ろには逆光で浮かび上がる複数のシルエットがあり、それぞれが彼の旅における重要な人物や敵を示唆しています。背景には迫りくる闇の中に映し出された謎めいたシンボルや文字が浮かび上がり、真実への鍵を示唆しています。表紙全体からは緊張感とスリリングな雰囲気が伝わり、読者の興味を引きつけることでしょう。

このイメージは、探求者の孤独感と勇気、そして闇に潜む真実への探求の旅を表現しています。読者には惹きつけられる魅力的な表紙となることでしょう。

イメージはテキストではなかなか正確に伝えられませんが、このようなイメージを想像していただければと思います。詳細なデザインや要素の調整が必要な場合は、ご指示いただければ幸いです。」

よし!これを早速、画像生成AIに作らせよう。
バッチ処理で10枚描かせて一番出来の良い画像を選ぶ。要は10連ガチャだ!


お?10枚じゃ、あんまり良いの出来ないんじゃないかと期待してなかったけど、結構良いんじゃないか?なんだか最近のウェブ漫画みたいだ。


他にも色々、生成できたが、女性が浮いてる?これじゃあミステリーと言うよりファンタジーだ。


これも良い感じだが暗闇と言うには空が明るすぎる。左腕が赤く光っているところや構図やシルエットは気に入ったのだが。

よし、表紙は最初のやつで決定!

『闇の謎を追う探求者・影が映し出す真実への旅』

生成AIで、とりあえず小説のタイトルと表紙が完成した。
AIに指示は出したが、絵は描いてないしタイトルも俺が考えたものじゃない。
言うなれば俺が選んだものだ。
よって誰にでも出来る。しかも無料だ。AI凄え!

今回はこれくらいにして続きは、また今度!




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